あるるる~と。

娯楽感想備忘録

『コリーナ、コリーナ』1994年115分制作国アメリカ

~あらすじ~

母の死にショックを受け、言葉を話さなくなった娘モリー
モリーの父マニーは、娘の為に家政婦を雇い……。父子と家政婦コリーナの交流を描いた物語。


※以下ネタバレアリ


~感想~

良い映画だった。
音楽がともにある。(登場人物設定にもちゃんと関わってて良い)
父親とコリーナ、交互に映る演出が結構あったりして、対照的さも描かれていた。
服装含め各シーンなど映像もキュート、人種や信仰の問題も描かれ、子供は可愛く、
死と生、残されたもの悲しみやそれでも続いていく人生を生きていくこと、
描かれている内容も感じるものがある、良い映画だった。登場人物たちも魅力的だ。

やっぱり人種や信仰の差って、出てくるなって。
ここ最近みた映画全部そう。

服装もとてもかわいくてよかった。
細身のチューリップみたいにギザギザしたエプロン、黒地に縁の内側赤いぐねぐねの飾りがついた襟、赤い丸い飾りが縁についた襟、赤い水玉、セーラーカラーにチェックスカートにカーディガンに赤いベレー帽。
せつないけど可愛いチグハグパジャマ。
勝手にプールでぷかぷか優雅に浮いてたり。
開いた窓と揺れるカーテンに投影されたホームムービー。
お母さんの赤いワンピースと一緒に草原で寝てる娘。対照的に娘のズボンスタイルがまたかわいい。
ミニチュアハウス、可愛いなあ。
子供たちみんなならんで一緒にねて、みんなでねがえりうって、かわいいw
他の子の、上の方からのみつあみで下でまとめてるのとかもよかった。コリーナ親族の子たちのみつあみ沢山の髪型もかわいい。
輝く赤い靴。目玉サングラスや、みんなでフラフープ。脱げちゃったw
黄色いリンゴ柄。
好きな場所=洗車。かわいいw確かに楽しいだろうな。
腕バイオリン、おしゃれだ。
パッチワーク布団やはりかわいい。
信号をふーっと吹き消す魔法。後で娘が一人でやるとき本当にせつない。鼻ノックといい、コリーナとだけ通じてるお約束、く~~!
娘が服の山に隠れてて、目だけボタン穴から見えてるの面白かった。
ちょっとしたシーンがとても綺麗というかポップでキュートというか、素敵だった。
モリンチカ。

残された家族の悲しさ、続く人生が描かれていて沁みるものがあった。
うろ覚えだけど、残った台詞やシーンをいくつかメモ。
「悲しみは少しずつ薄れても けして消えない」
「男はみんなそれぞれ悩みを抱えてる 話し相手が必要だ」
「天国や天使とかそういう話は悲しみを和らげるために作られた」「それがいけないの?」
「ママの瞳の色は? 思い出せないの」
娘が、びょん!と飛びついて抱っこしてもらうシーンとか。可愛らしかった。
「ちょっと!協力接着剤でくっついてるの!?」娘がコリーナに抱き着いて離れなかったシーン、良い。
「壁にぶち当たった」「私はいつもよ」
「鳥と魚が恋をしたらどうなる?どこに巣をつくるの?」
コリーナと引き離されて、泣き、コリーナを求め呼び続ける娘。

ベッドに箱?がくっついてて、アレなんだったんだろ。
あと解読できなかった自分のメモ
じんしん
ちょのあじば「らあび

90年代の映画も、良いですね。